当社は創業以来、約80年に渡り植物油の製造・販売を行っています。製造した植物油は、卸店を通してホテルや飲食店に供給されるほか、マヨネーズやドレッシング、冷凍食品、お菓子など、さまざまな加工食品の原料としても使用されています。さらに、ミール(油の搾り粕)を醤油の原料、家畜の餌や肥料として供給しています。 私自身も転職を経て加藤製油に入社しました。入社してみて、一番に感じたのが社員の自主性・専門性の高さです。それぞれが仕事に責任と誇りをもって取り組んでいることを実感しました。また当時、「ワークライフバランス」という言葉がメジャーになる前だったものの、家族や友人との時間、趣味、町内会行事など、どの社員も会社以外の時間も充実させていることにも感銘を受けたことを覚えています。 そうした職場環境において、当社が求める人材は「自分で考えて動く人」。もちろん疑問点や問題点があれば、部署を超えて相談に乗りますし、フォローもします。ですが、自分の仕事に責任とプライドを持って、まずは自分で考えることを大事にしてほしいです。加えて、「自分の人生を充実させたいと考えている人」。趣味でも、家族や友人との関係でも構いません。会社以外の時間も大事にしてもらいたいです。結果として、それが考え方や行動の幅を広げることにつながり、会社での仕事にもプラスになると思います。
採用担当 加藤 雅子
主にお客様と打合せをし、その希望に合う商品の提案・販売を行っています。以前、担当している食品加工メーカーが新商品を開発する際、その香りとコク出しに苦戦しているとの相談を受けました。そこで、自社製品を具体的な使い方と合わせて提案したところ、理想の香りとコクが実現し、採用に。自分の提案でヒット商品の開発に携われたことを嬉しく思うと同時に、大きなやりがいを感じました。今後も自社製品をしっかりと提案し、多くの企業に採用してもらうことで、ブランド力の向上を図りたいです。
結婚を機に玉野へ来て、派遣会社を通じて入社。その後パート社員を経て、正社員に登用され、現在は主に在庫管理や出荷手配を担当しています。育児休暇の取得や、まだ子どもが小さいので緊急時のフォローなど、子育てと仕事を両立できる職場環境を整えてもらっていますが、私自身も周りの人が困らないように情報共有を心がけています。今は各地区の営業倉庫の在庫管理がメインですが、今後は岡山工場の在庫状況も把握するなど業務の幅を広げながら、お客様に安定的に商品を届けたいです。
地元・岡山で、ものづくりに携われる点に魅力を感じ入社。入社後8年間は、連続抽出工場で機械のオペレーター業務を経験し、現在は管理業務を担当しています。製造部では年に2回工場の運転を停止して、自分たちで機械の定期修理を行います。事前に不具合を洗い出して臨みますが、予期せぬトラブルが発見されることも。それらすべてを協力し合い、期間内に修理し終えて、無事に運転が再開できた時はほっとするとともに、一人ひとりが与えられた仕事を責任を持ってやり遂げる重要性を実感します。
学生時代に学んだ電子機械分野の知識を生かしながら、暮らしに身近な食品業界に携わりたいと思い入社しました。現在は連続抽出工場で、機械操作や製品分析を担当。日々、「異物を混入させない」という食品メーカーとしての基本を胸に、業務にあたっています。印象深いのは新たに圧搾機を導入した時のこと。みんなで意見を出し合いながら、円滑に運転できる操作条件を設定し、徐々に使いこなせるようになりました。発言しやすいという、職場の風通しの良さがあってこそだと実感しました。
大学で食品栄養学を学び、食の安全に関われる仕事を希望していました。面接で自分の思いを最後まで聞いてもらえ、そのような会社なら自分の意見を伝えるとともに、多様な考えを吸収して成長できると思い、新卒で入社を決意。現在は、原料や粕の成分を分析する検査業務を担当しています。覚えることが多く、操作手順や教わったことをノートにまとめていますが、先輩が補足やアドバイスを書いてくれることがあります。学ぶ姿勢に応えてくれる環境だと思います。